ヤフオクで誤って入札してしまった経験はありませんか?
もしくは今そのような状況で困っているあなたのために、今回はヤフオクでの入札取り消し方法をご紹介します。
かなりの確率でご入札は取り消しはできますので、冷静になって対応しましょう。
ヤフオクでの入札取り消しは可能なのか?

サイズや送料などをよく見ずに入札してしまって、取り消したいということがあります。
しかし、一度入札すると入札者側からは基本的にキャンセルすることはできません。
ヤフオクの公式発表でも、入札の取消をする場合は出品者に連絡する必要があると明記されていて、直接出品者とやり取りをすることが唯一の解決方法です。
原則的には入札キャンセルができないので、そのことを前提にきちんと出品内容を確認してから落札する必要があります。
それでもキャンセルしなければならない事態になってしまった場合や、既にキャンセルしなければならない状況の場合の対応をご紹介します。
出品者への入札取り消し方法とテンプレート

入札キャンセルをする場合には出品者お願いして入札を取り消してもらう必要があります。
この時に知っておかなければならないのは、出品者は入札をキャンセルする義務はないということです。ヤフオクだけでなくオークション全般に言えることですがオークションというシステム上、入札者は入札に対して責任を持つ必要があります。
出品者に入札取消をお願いする場合は、特別な対応をお願いしているということを理解してやり取りをする必要があります。
質問で出品者に直接交渉する方法
入札しているオークションがまだ終了していない場合は、質問から出品者に直接連絡を取り入札取消してもらうよう交渉することができます。
まずは、質問から入札取消の交渉をしてみましょう。


テンプレートを利用しよう
質問でどのように交渉したら良いのでしょう?
入札のキャンセルを交渉する場合に利用できるテンプレートを用意しました。【】の部分を書き変えて質問欄に投稿しましょう。
【出品者ID】様
先ほど入札させていただいた【自分のID】です。
オークションID【○○○】「商品名」ですが、【他の商品と/サイズをなど理由】間違えて入札してしまいました。
大変お手数ですが、入札を取り消していただけませんでしょうか。
ご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんでした。
【自分のID】
交渉するときの注意点

質問で交渉する場合は落ち着いて、なるべく早く連絡しましょう。
質問をしても、すぐに出品者が気付かない場合もありますし、終了までの時間が長ければ他の入札が入る可能性が高くなるので、早めに連絡をすることで入札を取り消してくれる可能性も高まります。
質問欄に記載した内容は出品者が返答しなければ公開されません。しかし、相手が回答(返信)してしまう可能性もあるため、万が一公開されても問題がないようにメールアドレスなど個人特定に繋がる内容は書かないようにしましょう。
決してけんか腰にならないこと
質問欄で交渉した時に、相手が入札に応じてくれない場合や文句を言われる場合もあります。
その際にも決してけんか腰にならずに、丁寧にやり取りすることが大切です。
どうしても、キャンセルしてもらえない場合は他の人が後で入札される可能性もありますし、落札後にももう一度キャンセルの交渉をする余地があるので、この時点で相手との関係をこじらせてしまわないように気をつけましょう。
出品者から返信がないこともある
質問で交渉した場合には出品者からの返信がない場合もあります。
質問に回答すると、交渉文が公開されてしまうためにあえて返答を書かない出品者もいます。その場合でも、入札をキャンセルしてくれる場合もあります。
また、出品終了まで質問を確認できない状況にあったり、入札キャンセルの対応はしないと決めている出品者もいます。その場合返信をせずに、そのままスルーされる場合もあります。その場合の、対応方法を後ほどご紹介します。
キャンセル後再度の入札はできない
出品者が入札をキャンセルしてくれたら、その後同じ商品に再度入札することはできません。
当たり前ですが、「キャンセルしたけど、やっぱりほしい!」と思っても入札はできません。
また、場合によっては出品者にブラックリストへ入れられてしまって、同じ出品者の商品には入札できなることもあります。
それだけ入札キャンセルは避けたほうがいい行為です。このようなデメリットがあることを理解した上で入札のキャンセル交渉を行いましょう。
入札取消ができなければ、落札後に取消交渉をする

質問で交渉しても、入札の取消にしてくれない場合もあります。
入札の取消を決めることができるのは出品者だけなので仕方がないことです。その場合は落札後にも交渉することができます。
落札後の交渉も可能性は十分にあるので、どうしても取消したい場合は交渉してみましょう。
1: 落札後、落札取り消し交渉をする
入札を取り消されずにそのまま最高落札者になった場合、落札後に取引ナビから落札取消の交渉をすることができます。
この場合も、基本的には落札者は落札に責任を持って取引を行う必要があるという前提があることを忘れずに、お願いする気持ちで交渉しましょう。
2: 落札後 購入できないことを連絡する
落札後、なるべく早い段階で購入できないことを出品者に連絡します。
この連絡の前に知っておきたいヤフオクのルールが2つあります。
落札者都合のキャンセルは「非常に悪い」の評価になる
1つ目は、落札をシステム上でキャンセルした場合は落札者側に「非常に悪い」の評価がつくということです。
あなたが最高落札者で、次点の人に落札を譲る場合システム上あなたの落札をキャンセルしなければなりません。この時点で自動的に「非常に悪い」の評価がついてしまいます。これは、出品者もこの評価を変えることができません。
また、次点の人がいない場合も通常の落札者都合でキャンセルの手続きを出品者側が行った場合にも自動的に「非常に悪い」の評価がついてしまいます。
キャンセルをしなければ、出品者が手数料を請求される
悪い評価を回避するために知っておきたいルールが2つ目のルールで、落札された場合に出品者がヤフーに自動的に手数料を支払うシステムになっているということです。
落札されてもキャンセル手続きをしなければ、悪い評価はつきませんが出品者が落札代金に応じて下の表の通り手数料がかかります。
また、出品者によってはアフィリエイトやその他のオプションでさらに落札代金の数パーセント支払う設定になっている場合があります。
小額出品の場合は割合が変わりますが通常であれば手数料全てを合計しても落札代金の1割以下です。
この金額を落札者側が負担することを条件にシステム上はキャンセル手続きを行わず、悪い評価をつけずに取引を終了することを交渉する方法もあります。

2種類のテンプレートを使い分けて交渉しよう
落札取消を依頼する場合の取引ナビのテンプレートを2種類ご紹介します。
落札手数料払わない場合
【出品者ID】様
【「商品名」○○○】を落札させていただいた【自分のID】こと【名前】です。
質問にてご連絡させていただいたのですが、間違って入札してしまいました。
(※理由を簡単に書くと伝わりやすいです。)
大変申し訳ございませんが、落札をキャンセルしていただくことは可能でしょうか。
ご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。
【名前】
ポイントとしては、ここであえて「非常に悪い評価がついてかまわないです。」など自分から言わないことです。
出品者によっては、小額であればそのまま終了してくれる場合もあります。
落札手数料を払う場合
【出品者ID】様 【「商品名」○○○】を落札させていただいた【自分のID】こと【名前】です。お世話になります。 質問にてご連絡させていただいたのですが、間違って入札してしまいました。 大変申し訳ございませんが、今回の落札をキャンセルさせていただけませんでしょうか。 落札代金にかかる出品手数料はこちらが全て負担させていただきます。評価のこともございますので、できればシステム上キャンセルをせずこのままにしていただけませんでしょうか。 こちらの事情でご迷惑をお掛けしてしまいもうしわけございません。 ご検討よろしくお願いいたします。 【名前】 手数料を支払いしてそのままキャンセルしてもらえたら、ラッキーと思ってダメもとで交渉してみましょう。 落札をキャンセルする場合ルール上では「非常に悪い」の評価がつきます。 オークションでのキャンセルは基本的にしてはいけない行為なので、間違って入札した人が責任をとらなければなりません。 キャンセルを交渉する場合はこの評価がついてしまうことは覚悟した上でやり取りする必要があります。1回だけであれば、他の評価がきちんとしていてある程度取引を重ねていけば、信頼ではそれほど大きな問題にはならないでしょう。 あなたが出品者としてそのIDを使いたい場合で評価を傷付けたくない場合は、落札金額がそれほど大きくなければ、そのまま支払って取引を続けるという選択肢もあります。 この場合、売れ筋の商品であれば、後でその商品をヤフオクで販売して代金をある程度回収することも可能です。 入札や落札の取消は基本的には行わないように、しっかりと確認したうえで入札しましょう。 その上で、間違って入札してしまった場合はご紹介した方法で対処すれば、多くの出品者は取り消し対応くれるでしょう。 交渉する場合は、あくまで入札側の自分のミスであることを理解して、お願いするという意識でケンカ腰にならないように、丁寧な対応を心がけることです。そうすることで、入札キャンセルをしてもらえる確率も高くなります。
(※理由を簡単に書くと伝わりやすいです。)「非常に悪い」の評価を覚悟しよう
評価を傷つけたくない場合は取引を継続する選択肢も
まとめ:自分のミスだと理解して丁寧な対応を心がけよう