外国から商品を輸入した時に支払った、関税・消費税 思ったより高かったことありませんか?
また これから輸入をはじめる方にも輸入関税について知っておくべきことがあります。
今回は知っていると得する点を、3つにまとめてみました。
この記事を読むことで関税として支払ってしまったお金を取り戻せる可能性もありますので、是非
読んでみてください。
関税の計算式など知りたい方は、 簡単 図でわかる! 個人輸入に必要な関税・消費税 にまとめてあります。
1:革製品 ( 特に革靴 ) の仕入れは覚悟して
1つ目は革製品を仕入れて、高額な関税を請求されるケースです。
聞いたことがあるかもしれませんが、革製品は非常に高い関税率がかかります。
革靴
革靴の関税は他に比べてかなり高く
商品総額の30%又は4,300円/足 のうちいずれか高い方となっています。
5万円の革靴を個人輸入すると、関税は5万円×60%×0.3=9,000円となります。
また5,000円の革靴ですと
5,000円×60%×0.3=900円 より 4,300円の方が高いので、
4,300円かかります。(革靴は簡易税率がありません。)
かなり高額です。
実際にどの程度 革が含まれていたら、適用されるのでしょうか。
これに関しては今までの経験上、かなり厳しくとられます。靴の一部にスエード素材などがはいっていただけでも適用されてしまうので、少しでも革が含まれている商品を仕入れる際は、関税も想定して購入することをお勧めします。
革製品
レザーのバッグやレザージャケット、財布は靴より多少安く8~16%となっています。
それでも結構高額です。商品の仕入れだけで見ると利益がでたのに、
関税を入れると、国内で販売しても利益がでなくなった
という話はよく聞くので、こちらも事前に調べておきましょう。
2:関税の課税対象に国際送料も含まれていたら要確認!
2番は実際に関税を支払った後の話になります。
個人輸入をされる場合は、商品の60%の金額にのみ関税がかかってきます。
また国際送料は課税対象になりません。
ただインボイス(荷物の中身が何なのか、価格はいくらなのか等を記載した書類)の書き方によっては
送料にも関税がかかっていることがあります。
これは通関時に個人輸入ではなく、事業用の仕入れと勘違いされている可能性が高いです。
この場合、個人輸入の60%ではなく、商品総額全部が課税対象となります。
商品 8,000円(関税5%の商品) 送料 2,000円の場合、
個人輸入の関税 : 8,000×0.6×0.05=240円
一般輸入の関税: (8,000+2,000)×0.05=500円
と2倍以上の差が出てきます。
この場合はしっかりと誤りを主張することで、解決してくれることが多いので焦らず発送会社に連絡してみましょう。
3:アメリカなど外国の州税にも気をつける。
アメリカなど州によって税金がかかるところがあります。
オレゴンは州税0円に対して、
カリフォルニア州は8~9%と購入する州によって大きくことなります。
お店から直接日本に送ってもらう際は問題ありませんが、発送代行会社を通して購入する
方も多いでしょう。
例えば カルフォルニアにあるネットショップで商品を購入し、カルフォルニアにある発送代行会社に送った際は、8〜9%がかかります。ネットショップとしてはあくまで発送代行会社がお客でそこに送ることになるからです。
実際に輸入される時には、この州税も商品総額にはいってしまう可能性があり、結果的に関税の金額があがることがあります。
購入する前、事前に購入元のショッピングサイトの住所など確認しておきましょう。
こんばんわ、
初めましてヌリアと申します。
勉強になりました有り難うございます。
通販開業予定ですがと色々調べている所です。
税関や日本に仕入れ方法また輸入に対してまだなだ分からない事が多いです。もちろん問屋はけっこうありますが、個人の場合も試してみたいです。私インドネシア人なので向こうから仕入れまた日本の物を向こうに広げる。通販の相談が出来れば嬉しいです
コメントありがとうございます。
個人でメールして、相談サービスもやっているので
よければご検討ください。