第九回の今回はサーバーの選び方です。
プログラムやwebサイトなどを作成するとなると、サーバーを準備する必要があります。
このあたりから、パソコンが苦手な方からはとってはよくわからない..という声が聞こえてきそうなので、
プログラムがどのように動いているのかの解説から入っていきましょう。
目次
プログラムはどうやって動いているの?
友達から画像を見せて欲しいと言われたとき、どうしますか?
メールに添付する、Lineで送る などなど方法は様々ですが、友達に ”直接私のパソコンを覗いてみて” という方は ほぼいないと思います。
もし あなたのパソコンにある画像を見ず知らずの他人が見れたら気持ちが悪いですよね。
個人で利用しているパソコンには、外部からアクセスできないようになっています。
わかりやすく図にするとこんな感じです。

ではウィブサイトやツール システムなどのプログラムを作ったら、どのように他人と共有するのかというと、外部に公開されているパソコンを借りてそこに保管する方法をとります。
基本的にサーバーは誰でも見ることができるパソコンだと考えていただければわかりやすいと思います。
自分で作ったウェブサイトやプログラマーさんに作ってもらったプログラムなども、サーバーに置くことによってみんなで見たり、使うことができるようになるのです。(もちろんパスワードなどの設定はできるので、自分や知り合いだけで利用することも可能です。)

ではそのようなサーバーはどこから借りられるのかというと、レンタルサーバー会社から借りるのが一般的です。
一例をあげると..
などなど聞いたことがある会社も多いのではないでしょうか? どこのサーバーを借りたらいいのかもこの後記載してありますので、今は気にしなくてokです。
どこのサーバーがおすすめ?
ここでは普段私が利用している、またはコンサルを行っている企業さんで利用してもらっているサーバーを紹介します。
初心者の方はあまり細かく調べず、この中のどれかのサーバーを借りれば十分です。もしくはウェブサイトやプログラムを作ってもらう外注さんに使いやすいものを選んでもらいましょう。
wordpressや簡単なツール(プログラム)を作成する場合
wordpressなどの簡単なウェブサイトやツール(プログラム)の場合、Xサーバーが値段的にもお手頃で十分なスペックを持っています。
ほとんどの方は悩まずこれで大丈夫です。スペックというのはメモリやCPUなどで、個人用のパソコンを購入する際もよく比較表がありますね。それと同じです。もちろんスペックがいいものに越したことはありませんが、予算もその分高くなりますので、あまり深く考えずにご自身の予算を考慮してプランを決めれば十分です。
Xサーバーでは X10プランというものが値段的にもスペック的にも優れています。
レンタルサーバー 高速・高機能・高安定性のエックスサーバー

X10プランだと月額1,200円で借りることができます。
中-大規模 プログラムを作成する場合
さくらサーバーのVPS

Amazon EC2

をお勧めしています。
1台 月額1000-5000円ぐらいで借りることができます。(Amazonなどは使った分だけ課金される従量課金制ですので、利用前に金額表をみておきましょう。)
ただし、この規模になってくると、作成してくれるプログラマーさんのスキルにも依存してくるので、相談しながら決めていくのをお勧めします。
もっと比較検討したい方へ、サーバー比較をしているサイトまとめ
先ほどおすすめサーバーを紹介しましたが、サーバー会社はたくさん存在します。
もっと比較して決めたいという方は、以下のようなまとめサイトを見てみましょう。
(ただあくまでも比較サイトとして流し読みする程度でいいです。サイト作成者はレンタルサーバー会社から広告料金をもらってお勧めしているサイトもあるので、一概にサイトに記載してあるものが、いいとは限りません。スペックなどの確認用として利用しましょう。)
プログラマーさんによっては、珍しいサーバーを使いたがる方もいらっしゃいますが、
担当者が変わる場合など、引き継ぎが大変なので有名なところにしておくのがおすすめです。
いかがでしたでしょうか?
今回はサーバーについてでした。動かすサイトやプログラムによっては、動作に影響することもあるので、サーバーは予算と比較しながら実績のあるものを選んでいきましょう。
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