今回は第8回
簡単な仕様書を書くだけで、システム開発費が抑えられる??
になります。
前回はワイヤフレームを作成しましたが、今回は簡単な仕様書を作ってみましょう。
この2つがあることで、プログラマーさんとのやりとりがスムーズに進むようになります。
結果的にシステム開発費が数十万程度抑えられたこともあるので、是非時間に余裕がある方は
作りましょう。
仕様書とは?
wikipediaの仕様書の言葉の定義は以下のようになっています。
仕様(しよう、英: Specification)とは、材料・製品・サービスが明確に満たさなければならない要求事項の集まりである。仕様を記述した文書を仕様書と呼ぶ。素材・製品・ サービスが適用可能な仕様を満たさない場合、規格外 (out of specification) とされる。 by wikipedia
この通りなのですが、簡単いい直すと、
自分が作りたいものの設計書です。自分が作る場合は必要ありませんが、プログラマーさんに作業を
依頼する場合は、作りたいものを明確に伝える必要がありますので、仕様書があるかないかで最終的な完成に大きく影響してきます。
仕様書を作るメリット
システム作成において一番起きやすい問題は、プログラマーさんとの認識のズレです。5万円で作ってくれると思っていたのに、最終的には20万円ぐらいになってしまった..という話はよくあることです。
本来必要だった機能を伝え忘れていたということがないように、欲しいシステムの機能を全て書きだして、プログラマーさんに伝えられるようにしましょう。
その点を抑えておくことで、スムーズに開発は進んでいくでしょう。
仕様書を作ってみよう
前回作成したこちらのワイヤフレーム(画面図)

を利用しつつ、仕様書を作ってみましょう。仕様書に書く必要がある項目は、作成した画面をクリックした場合どのような動作が起こるのかです。
先に完成図をお見せします。こんな感じです。

必要な機能がページ説明部分、動作検証項目のところに明記してあります。
非常に簡単ですが、必要な項目が網羅されているので立派な仕様書になります。この程度の仕様書があれば、プログラマーさんも作りたいものを理解してくれ、発注後の認識のズレが起きにくくなることでしょう。
今回作成した、簡易仕様書はこちらからダウンロードできるようにしましたので
是非利用してみてください。
次回はシステムの見積もりを出す前に、調べておきたい、サーバーについてです!
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